京つう

日記/くらし/一般  |京都府南部

新規登録ログインヘルプ



スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局  at 

2012年12月30日

自転車交通安全宣言絵馬つくりました。



 つくりました。

 これはね、自転車神社と言うけれど「自転車らしいものがない!」との声をネットで見たのよ。でも、自転車をご神体にしている訳じゃないし、「自転車交通安全祈願祭」をしたこあります。対応しますよ。とのお話でねぇ。

 私も自転車乗りではありますが、なかなか乗れないのも事実で……

 で、自転車関連アイテムを増やそうと、昨年実験的にゴム印で絵馬を作ってみたけれど、持ち前の不器用さが功をなしてみるも無残な結果と相成りました。(自虐的爆笑)

 そこで、一念発起して自転車仲間のデザイナーであり、地球防衛自転車隊、隊長の@リキューさん。
http://www.m-art.ne.jp/edbf/main.htm
にデザインをお願いして上記の絵馬を作成しました。


はっきり言って赤字です(自虐的爆笑)

 で、この絵馬「自転車交通安全祈願」ではなく「宣言」としている所がミソ。

 神様に「安全祈願」しても、おかしな自転車の乗り方して事故にあいました。神様が悪い。では困る。
 私は自転車を安全に乗ること事を宣言します。ですので不慮の事故からお守りください。




という願いを込めての絵馬です。
1体500円 大晦日から三ヶ日の間授与させて頂きます。
試作品の領域をでないので今回は100体限定です。

絵馬には「自転車検定」のサイトも表記しているところがもおしゃれ。
http://jitensha-kentei.com/

正直、デザイン代+製作費で1体500円じゃあ足が出ます。でています(笑)


尚、大晦日は表参道を中心に竹灯篭で灯りをつけます。
また元日には「高神社の歌」ほか、「おめでたい民謡」の奉納もあります。



自転車乗り各位のご協力をお願いする次第です。

   


Posted by 淀の生頭  at 08:25日々是多忙

2011年04月14日

懸案てんこもり

 まずはお社の修繕。火災報知機の修理。小さいながら「お山」だからか夏場によく雷が落ちる。先だっての消防の点検で火災報知機が作動しても氏子総代宅や自宅、私の携帯電話の通知電話が届かなくなっている事が発覚。 申請してもまだ何も降りてこない。しかもこの不具合の原因は雷らしい。避雷針をつけても完全に守れる訳ではないらしい。ということは、最悪毎年修理や設置のやり直しなどで金がかかるのか? 今回百万以上でてゆくぞ。これから毎年、火災報知機に百万かかると貯まったもんじゃない。
嫌な話だ。

 他に舞殿の修復、話が出始めてもう10年たってる。さすがに来年当たりは動かしたいのだが…… 工事の見積もりをやり直してもらわないといけない。崖部分にまで施工すると「助成金」が降りないそうな。ちなみに見積もり1千万なり。再見積もりではがけっぷちをいじらない(いじれない)ので安くはなるんだろうけれど、再見積もりしないとねぇ。

 そうして、本殿にある狛犬さんの修繕。これも昨年に気づいたのだが、なにせ年代が不明。素人が下手に触ってどないかなったら、えらいことになる。本殿の建築に併せて作られたものなら年代物だ。京都府の重要文化財くらいになるぞ。修繕するなら将来、助成金を申請しないといけないな。数字が見えない。ちょっとこわい。

 これが対外的なものというか、外部と相談しながらする話。

 しかし文化財ドッグ。ほとんど役にたたなかったなぁ。
 修復の話は面白そうなんだけれど、相談担当者がすんげ~暇そう。
 なんのことはない。教育委員会が一番ましな対応してるんだ。

 そ~だ、ご近所の桜の写真なんぞUPしておこう。
 最近、人手が増えてきた地蔵院です。
 先日は横浜ナンバーがきてたぜ。
 そうか、横浜には桜が咲いてないのか……(笑)



個人レベルで作業しないといけないのが、ホームページ。

 長い事ほおっておいたんだよ。

 そしたら道楽ページのサーバーが閉鎖されゃって、えらいことになっている(笑) というかこの道楽ページはお社への集客実験の側面もあるので距離を開けることはあっても、接点はしっかりアロンアルファ着けておかないといけないしなぁ。まぁリンクさせれば済む話だ。

 しかし、いつまでもお社のURLをnamazu~のままじゃいかんのでサイト更新しよう。と思って久々にチェックしたらこれだぁ(笑)

 気が付けばWinに乗り換えてから初めてのサイト更新(笑)
 事前にインスツールされてたビルダーの使い方わからん!
 しかもバージョン古いから取説本も入手困難。

 なので、最新バージョン購入したよ。元とるほど使わないとなぁ。


 実はブログは二つ、SNSを二もちょっかいかけている。いわゆる「京都のいっちょかみ」だ。(笑)

 ブログとSNSは微妙に立場を変えて書いてるところなので、使いまわしの文章をちょいちょい部分訂正して書いてるンだけれどミクシイほど書いてないな。まぁ「神職」の面を前面に出してるからあんまり馬鹿はかけないし(笑)だから馬鹿を書いているのはミクシイだけと言えよう。

 んで、このブログももう少しコンテンツを絞って更新した「お社サイト」にリンクさせるものと「道楽サイト」にリンクさせるものとにもう少し距離を広げてゆきましょう。と検討中。それがさぁ、、お社ブログのURL。無意識にポンポンと登録してしまって、今になって気が付いた。

 ~jinia じゃなくて ~jinjia になってる。日本語に変換したら
人事亜になってしまう(笑) 



 加えて、教化育成の観点って言えばえらそーだけれどやっぱ、参拝に来られた方へのメッセージやお社の概略なんぞ書いてあればいいかなぁ。なんて思うのよ。参道入り口に掲示板があるから来月ぐらいから毎月「壁新聞」みたいなのを作って掲示しよう。そして、枚数何枚か用意して、欲しい人に持ち帰ってもらおう(案内書の代わりにね)なんて思って作り始めている。ここに神社のブログとしてURL書き込もうと思ったら上記のとおり。カッコ悪ぅ~

 しゃ~ない。神社のURLを更新してからリンクしよう

 で、壁新聞用にどこかで転用できる「神道講話」ないかなぁ~ とWえb探したんだけれど、意外とないんだね。サイト上ではすんげ~すくない。

 どこぞにその手の本があったはずだから、書架を掘り返すか?
 しかし、これもキリがないんだよねぇ~

 京都本、文章本、自然本、宗教本、ビジネス本、エッセイ、小説。コミックetc
蔵書何冊あるだ? 7割は読んでるはずだがあとは???

 整理してブックオフいかなきゃなぁ。
 稼ぎも探さないといけないし。

 加えてNAVERとかFacebookとかも成り行きで登録したけれど、この二つ全然さわってねーや。しょ~がねぇなぁまったく。


 とりあえず、さっさと来月分の壁新聞つくっちゃお。

桜の季節だし、先日観てきたご近所の桜をUPしとこっと。
 どこかわかるかな??


  


Posted by 淀の生頭  at 13:36日々是多忙

2011年03月09日

今年も文化財ドッグ訪問。

 昨年は舞殿の修復相談で訪問。それりにアドバイスはもらったものの、まずは「神輿」の台をつくらないとと言うことで、修復は延期。地元の業者に見積もりだけ依頼。その額1,000万なり(笑) 当社の年間予算をはるかに上回る数字だ。笑うしかないよな。

 しかし内容をみると、崖っぷちをコンクリで固めるところからのお話になっているので、素人目にみてもそれぐらいかかっても仕方がないというのはわかる。重機も多分はいらないからね。色々と出入りの業者さんに意見も聞くが、安上がりな方法として①まず、雨水を逃がす溝を作る。②崖っぷちから土砂が流れないように、尚且つ足場の地盤の底上げをする。③舞殿そのものを修復する。の三段構えでの修復工事となれば、多分なんとかなるだろう。と思うのだが、やはり同じ工事を依頼するにしても、同じ工法でで見積もりをもらって、そこで合わせないとフェアじゃないので再びそのへんの相談に話を聞きに行く予定。

 加えて、以前から気になっていた木製狛犬の修復に関しても尋ねようと思い簡単に資料を作成した。と言ってもサイズ測って写真を三法から撮影しただけだけれど。

 本殿の向かって右の木製狛犬が(時々、京都府指定の重要文化財の獅子頭と間違われる)破損してしまって一応、パーツが残ってはいるのだが普通に木工用ボンドでいいのかな? 多分良いだろうとは思うのだが年代不詳なのよ。

 本殿の京都府の重要文化財なのでひょっとして、素人考えて同年代と推定できなくはない。そうすると、それこそ素人が木工用ボンドでピタ、とするとちょいと恐れ多すぎるのではないかい? と念のため相談に伺う予定。下手したら室町までさかのぼるもんね。

 とりあえず、簡単な資料はできた。あとは、当日のお話次第。
  


Posted by 淀の生頭  at 05:44日々是多忙

2011年01月05日

正月対応継続中

年末年始で太ってしまった。

 なんせ、ご近所をごそごそ動くことはあっても、力仕事というほどのものはない。

 しいて言えば拝殿へのお供えの搬入と撤収ぐらい。これも氏子総代さんと協力しての動きなので2時間もあれば事足りる。

 そして、ご祈祷も除夜祭と祈年祭の二回のみ。正月三が日で二件なのだ。

 撤収は昨日終了、その足で氏子総代さん宅への挨拶周りも終えてまぁ三分の二の作業が終わった。

 後、五日に工場の新春祈祷。八日に太夫講十日宮衆。さすがに十日は稼ぎ仕事に出ないといけないかもしれないが、十日までは仕事あります。なので、例祭に比べると間延びしている感がある。なんせ例祭は二日で十一件のご祈祷だもんな。

 じゃあ三が日は何をしているのかというと、総代さんとかわりべんたんでお店番。今年は大晦日の足が鈍った分、一日二日と足があったようで悪い正月ではありませんでした。
 驚いたのは三日に京都市内からの参拝があったこと。中年のご夫婦、ハイキングがてらだそうな。田舎の素朴な正月の風景に喜んでおられました。

 実際、私も三が日境内を抜け出して(というかまだ体力あったんだろうね)自転車で同業他社の雰囲気を見て廻ったことがあったのですが、やはり正月から人ごみはうんざりするのが本音で、素朴に飾られたお社で神様と対面した後、熱いお茶なんぞが美味しいわけで、人ごみごった返していたら落ちつかへんやん。

 これでふと思い出したのが京都十六社めぐり。
 http://www.kyoto-16sha.jp/
 京都の中堅どころのお社の朱印をもらって、期限内に全部集めたら縁起物がもらえる。これを山背古道でできないかな? ウチの他、水渡神社、玉津岡、蟹満寺、涌出宮などなど、いい社寺はけっこうあるしね。今度商工会会員の顔を見たら言ってみよう。

 私は昼前に境内から降りて、仮眠を取って昼過ぎに境内に上がるパターンで過ごすのがここしばらくの慣例になっている。神職しはじめて最初の頃は三が日は深夜でも一時間おきぐらいに参拝の足があったのだが、ここ数年は下火傾向。それでも一応は人気がないと物騒なので宿泊するのだが……コタツで寝るのよね。

 やっぱもし参拝客が来たらお神酒の接待ぐらいは対応したいというのもあるが、寝にくいんだよね。コタツじゃあ。で無理やりにでも寝たいから酒を飲む、つまみはおせち(もどき)がある。乾き物がある。加えてTVは退屈だし、ネットは繋がりにくい。

 そうして、気が付けばまんが日本昔話の三年寝太郎のような暮らしになっている。
 これで太らないと嘘だ。

 明日は午後から空く予定なので、日帰り温泉なといけたらいいなぁ。と思う次第。

 実質、半日ほどの小休止。のんびりしなくっちゃ。
  


Posted by 淀の生頭  at 04:26日々是多忙

2010年05月11日

京都自転車マップ改訂版


 先日、書類提出した法務局がなんかいうてきた。ようわからんので、とりあえず足を運んで説明聞いて、とにかくあと一枚、書類を郵送で送って登記の変更完了。めでたしとあいなる。

 せっかくでばったので久々に環境市民に顔だしして、先日発売された「京都自転車マップまちなか版、郊外版」を各1でいただく。

 お手伝いした者の特典である。

 当然、お手伝いした神主の暴走で、当社もコースに含んでいる。ちょびっと赤面する記事もある(苦笑)自転車交通安全祈願祭、やりたいけれど、できてないんだよんねぇ……なんせ、気がつけばここ数年まともに走っていない。前回それなりに走ったのがこのマップの下見で無理から時間をとって走ったものの、今年は自転車で初詣ライドもできていない。つまり、冬からず~~~っと走れてない訳だ。

 加えて、昨今のこの長雨。実際、法務局ぐらい自転車で行こうと思ったのだが、天気悪いし断念。

 正月は私が遊びに出られなくなったという事情もあるが、田舎神社の正月の雰囲気、飾りつけは素朴でのんびりしていて、それぞれ個性があって私ゃ大好きなのだが、まぁこれは立場上しかたがない。

 しかし、とにかく現状を好転させて、貧乏暇なし状態を改善しなければ、自分の守るべきお社すらゆっくり見回ることができない。理想を言えば一時やっていたメールマガジンの再開(京都らへんポタリング日記)もしたいが、とにもかくにも時間が無い。これが再開できたら、自転車交通安全祈願祭もしやすくなるんだけどなぁ……

 実際、昨日の休日も朝から自宅の雑用→法務局→環境市民と徘徊してやつとなじみの風呂屋と立ち飲みと言うコースで〆られた。
 立ち飲みなんて一時は毎日ほど行ってたのに、最近は月に一回いかなくなった。車移動と金欠との板ばさみは人を代えるのだ。

休日の半分遊びではあるが、半分は雑用で一日が終わる。

かーちゃんが車の隣に座る度に言うんだよ「はよヨメもらえ」と。
そりゃ猫の子もらうみたいに貰えるものならもらってるよ。

まぁ今、一番の親孝行はヨメをもらうことなんだろうけれどさぁ……

とにかく少しづつ現状好転させてゆくから、その過程でめっかると思うから……気長にまってくで。

自転車乗りで、元気で可愛くて、神主の資格とってくれたら基本はOK。
って……こんなところで募集してどうする。

おっと、誤解を招く一文発見「一休寺の弁当は要予約だが庭園の拝観は予約不要」まぁ短い文章で色々書かないといけないのが難点だ。
  


Posted by 淀の生頭  at 06:38日々是多忙

2010年03月14日

文化財ドッグ

犬の文化財、つまり狛犬のこと。

 ↑当然、大嘘です。

 今、舞殿の修復の話がもちあがっている。雨風で地盤が徐々に削れて、基盤が傾いている。足元を良く見ると、コンクリなどで足を継いでいるのがわかる。

 で、安く上手にする方法はないものか? との相談です。

 アポを取った会場では、文化財保護課のエライサンが、お待ちかねで、簡単に挨拶をする。そ~いえば、祈年祭の時に町役人が数名、文化財関係者を連れて境内にきたと言う話を聴いている。国の文化財に指定するとかしないとかといった話が、あるとかないとかで、まぁ期待せずに聞き流していた。

 で、写真数点と、お正月に参拝にきていた地元業者に声をかけて、用意してくれた見積を持参して、色々と相談をする。

 以前(大昔のことらしいが)その手の話をしたときには足元にコンクリートをしたら景観が悪くなるのでイカン、石組みをしなさい。と言われてそういう見積になっているのでかなりいい数字なのだが、写真を見る限りと言う前提ですが、崖の部分はかなり桧が生えているので、根がキッチリ張っていでしょう。ですから大きく崩れる心配はないでしょう。
 一番良いのは、舞殿そのものを持ち上げて、足元にコンクリを流して、その上に「たたき」をモルタルなどで作る。柱の下には石をかます(コンクリより石の方が水を含みにくいので、よいらしい)がベスト。

 しかし、車が入るスペースが殆どないので、崖のほうに石を積んで、凹んだ分土を乗せて、足元を石で継ぐだけでもかなりマシになるとのこと。

 大きく石組をしなくて済む分、お金もかからない。
 排水用の溝はあるものの、もう少し上手に排水できるようにして地盤が削られるのを防ぐとなおさらに良しらしい。

 つまり石組みとか大層なことをせずとも、良いらしい。おかげで

 建築の写真を見て、その専門家曰く。江戸のものなら、もっと柱が歪んだりしていても不思議は無い。しかし、足元と屋根の下の梁の部分でかなりしっかりした構造になっているとの事。

 昔の人の智恵ってすごいんだ。

 そして、過日お神輿の台車を見に寄せてもらった所で聞いた話を思い出した。

 そこのお社も、舞殿が傷んでしまってどうしょうか? と言う話になっていて舞殿で舞を舞うこともないので、休憩所にしようと言う話になったそうだ。
 そちらのお社も本殿は京都府の文化財。しかし、舞が奉納されない舞殿は寂しいけれど、 そうして姿を消してしまうのも寂しい。

 舞殿を修復するだけではなく、本当に「舞」が奉納されるべきなんだよね。
 ウチのお社では、お祭の時に山城町から巫女さんが舞いに来てくれて、お神輿の控えさせておく場所でもあるんだけれど、日本で一番古い猿楽の古文書を持っているので、やはりいつかは猿楽の奉納をしたいなぁ。

 今まで「民謡」を奉納してもらったり、笛を奉納してもらったりはした事があるけれど、やっぱ建築物は活かしてその価値がある。

 舞殿をコンスタントに活用することを、今から考えていかないとねぇ……

 写真は文化財ドッグでの展示。こういうものも、探れば探るほど奥が深い。


  


Posted by 淀の生頭  at 04:06日々是多忙

2010年01月29日

市辺天満宮



 本日、月例祭の後、氏子総代とともに市辺天満宮へ向かう。当社でもお神輿に「台車」をつける話が持ち上がっているのは昨年の秋に書いたのだが、こちらのお宮で作った「台車」を見せてもらいに行きました。

 ちなみに、此方のお社も京都府の指定文化財。一軒と小ぶりですが装飾が華やか。本日は初午ともかさなって総代さんが数名、お社におられて倉庫を開けてくださり、簡単ではありますが「お神輿」の台車を見せてくださいました。

 台湾の桧を使ったかなりしっかりしたもの。地元の大工さんが作ってくださったもので他の金具や車輪はあちこち段取りしてかき集めたそうです。お神輿の行列には、花笠や花で飾られた大きな「燈篭」もあるのですがなんと、塩ビのパイプで組んだ上に紅白の布で飾ってあって吃驚!

 確かに、軽くて安くて、持ち運ぶには良いだろう。アイデァとしては素晴らしい! の一言。 しかし当社の倉庫は、こちらの倉庫の3分の1ほど。とてもじゃないが、これ以上の備品を置ける訳がない。

 神具屋のカタログにも「神輿の台車」が掲載されており、いわゆる少子高齢化ちゅうやつで、子供神輿が絶滅の危機に陥っている様子が垣間見れる。

 市販されているものを買うのか、地元の大工さんに作ってもらうのか、そのお金をどう工面するのか? は、これからの課題。とりあえず「写真」は撮影して簡単にサイズも測ってきたのでとりあえず次の検討へコマを進めることになりました。
  


Posted by 淀の生頭  at 20:11日々是多忙

2010年01月02日

新年早々……悩める建前宮司

 まだ具申書は出してないが、年頭には具申書提出予定。
 今年は正月、元旦から躓いてしまったが、他にも色々課題続出満員御礼状態だったりする。

まずは歳旦祭。

 御扉を開閉するのだが、鍵を新しくしたのでキチンと開閉できるか確認。その後お祭開始、本番で鍵が開かない……仕方ないので「あいた事」にして祭礼を終えるが……不細工でした(泣)

 直会では「町会議員」とかに嫁もらえの攻撃。
 う~ん、今の稼ぎじゃねぇ……

 初詣にこられた氏子さん(何かとお世話になっている地元の料理屋さん)参拝しようとお稲荷さんの鈴の緒に触れたら、ボトンと鈴の緒が根から落ちた……あらららら。

 年越しの蕎麦は食ったが、おせちは今年もなし。
 当然、雑煮も食ってない。
 元日の食事は大晦日で戴いたお鮨の残りとチキンラーメン。 まぁ例年のことだけどさぁ……

 元日の参拝の方に車椅子の方がおられたのだが、境内までは一応車でこられるのだが、車椅子では辛い石段があるので、参拝を断念されていたのが見るに忍びなかった。

 いゃ、お孫さんのたくさんおられてし、私もお手伝いしましょうか、とは声をかけたんだけれどね……数年前どこだったか忘れたけれど、宗教施設とバリアフリーに関するアンケートが届いていたけれど、やはり対応をい考えないといけないご時世になったんだろうなぁ……としみじみ。

 比較的簡単と思われるが、土木工事も必要になってくる。石段の一部をスロープにすると、バイクの類が乱入しないか? といった懸念もでてくる。

 考えどころだなぁ……

 しかし、良いこともある。昨年の夏に「絵馬堂」に絵馬掛けを用意、そして今年は元旦にお供えくださった方に、絵馬を配布した。ちらほらと絵馬が奉納され、社頭でもいくらか授与を求められたので、先行きはよし。干支物も昨年は一体もでなかった土鈴も今年は数対求めれた。

 今年は参拝者の数がなんとなく少ない。寒いから、足がきついから、で高齢の方が遠慮しはじめたら、参拝者数は激減する。するとバリアフリー対策は、何らかの形で講じないといけないだろうなぁ。

 参拝者は、田舎の氏神さまなので、氏子地域の方が100%だと思っていたのだが、以外にもそうではないらしい。境内をパシャパシャ撮影する人や、電話で神社の場所を確認する問い合わせなんぞがあった。

 確かにサバンナの八木はけっこうパシャパシャされていたが(ワタシは顔も知らなかったが、パシャパシャされているのを見て、はじめてあぁこいつが噂の……とわかった次第)しかし境内の写真を晴れ着の娘がいるわけでもないのにパシャパシャする人は、氏子さんにはそんなにいない。

 参拝の順路を見ていると、氏子さんかどうかは一目でわかる。と、言うのは氏子さんは参拝の順路が暗黙のうちに出来上がっているので、大抵はその順路の通りに参拝される。今年はその順路を外す人の姿も目だった。(伝承されなくなっているとの説もあるが……)

 今まで考えていた初詣の傾向ちゅうのは氏神様と、有名社寺だと思っていたのだが、そればかりではなくなってきたのかな? と思わないでもない。確かにワタシも数年前は正月は自分のお社をほったらかして、自転車でご近所のお社を参拝してまわった。
 それはそれで結構楽しいし、実際ウォーキングなどの流れで歩いているのではないか? と思われる人もいた。

 だったら、将来はポタリングやウォーキングイベントと絡めた初詣イベントを作っても面白いんじゃないかとも思う。

 遠方から集客して、地元に経済効果を落とすことによって地元から社寺を盛り上げてもらうとういのは、所謂「門前町」の成功パターンだが、このパターンをいかに構築してゆくか?
 が、社寺活性化の考え所なんだと思う。

 今年は、年4回「鎮守の杜の自然観察」開催予定だし、これも最所は氏子地域の人を中心にして、徐々に参加枠を拡大してゆくことで、門前町化を進められるかもしれない、との野望を持っている。

 まぁ、どがちゃが悩んでも仕方ない。次に指せる一手から、指してゆくしかないよなぁ……  


Posted by 淀の生頭  at 17:32Comments(0)日々是多忙

2009年12月31日

正月準備+α

 昨日から正月の準備が本格化。と、言っても田舎のお社の話。有名な神社ほどの規模ではないので数日で終わる。お供えが社務所にいくらかあるので荒らされないように(と、言っても荒らされる確立なんぞ非常に少ないのが)本日から宿直。

 最大の敵は「カラス」(苦笑)神様へのお供えを横取りするのだ。なんせ奴らは「空」から飛んでくる。悔しいけれど空中戦になると、かないません。なのでお供えは小まめに「上げたり下げたり」しないとすぐ被害にあってしまう。これが難儀。

 明日(大晦日だね)の午前中に割り拝殿にお供えを並べて、正月準備はほぼ終了。三ヶ日は境内から殆ど出ない事になる。


 来年からはお試しでお正月の2日、3日の午後から「家内安全」「交通安全」の祈願を受け付けを試みる。やはり新年から気持ちよく家族で過ごして頂くきっかけとしてやってみることにした。

 どうなるかはわからないけれど、何事も継続してやってみないとね。

 やはりお正月とお祭以外でも氏神様には、適度な頻度で参拝にきて頂きたいし、参拝にきていただくことによって、さわやかな気持になっていただく。そうあるべきだと思うんだよ。

 しかし、実際には「氏子さんの神社ばなれ」はなかなか食い止められない。不景気になるとお供えの内容も目減りする。そして今度、景気が良くなった時に改善されるか? といえばそうでないので、不景気な時代こそがんばらないといけない。

 来年ワタシは建前でも宮司になってしまう。舞殿(江戸時代に建立)の地盤から修理しないと……と言った話や、御神輿に台車をつける話など、既に案件はてんこもり。

 氏子さんへ寄付をお願いしても神社が氏子さんのお役にたっていないと、「金が要るときに無心しに来る」嫌な顔をされるだけ。誰だってお金は感謝と併せて気持ちよく支払いたいわけで、嫌な顔してお金を出してもらうのは、こっちも嫌なのよ。

 だったら、気持ちよくお金を出してもらうには、どうすればいいのか? 

 普段から氏子さんとのコミュニケーションを密にして、神社が氏子さんに貢献していゆくしかないんだよね。神主さんは偉いンだ!と勝手に思い込んで踏ん反りかえっていたら、総すかんくらうだけ。
 来年から年に4回、子供を中心にした自然観察会なんぞも開催してゆく予定。その為の企画書も一応「叩き台」はできた。

 神社を環境教育、生涯教育の拠点として活性化してゆきたいという「思い」を少しでも実現してゆきたいし、この活動が軌道に乗れば、ウチのお社だけではなく、他所のお社へも同じようにやりませんか? と共同戦線を確立してゆきたい。
 
 これをもちまして、建前宮司就任前の初心表明に代えさせていただきます(笑)

 それでは、皆様良いお年をお迎えください。

   


Posted by 淀の生頭  at 00:38Comments(0)日々是多忙

2009年05月29日

酒気帯びOUT!

 という訳で、勤務前のアルコールチェックで、OUTが一週間に2回でてしまい、稼ぎ依願退職となりました。12日の事です。

 ちなみにウチの会社は「0.01~0.08」「0.09~0.15」「0.15~」とランクがあり、「当日出庫停止」から「依願(強制)退職」まで、これが年間3回あれば退職である。ちなみに、次回改正される酒気帯びの最低基準が0.15からなので、厳しいといえば厳しいのだが、まぁ、確かに私が悪い。ちなみに私は0.09~0.15」が二回である。

 酒量が増えたわけではない。いつもの酒量で二回続けて出たのだ。この原因を一言で言えば「慢性的なストレス+惰性というか習慣」+「慢性疲労」+「油断」=「身体がアルコールを分解しきれなかった」と思われる。

 ストレスの無い仕事はないが、いくら自称大酒飲みであっても、昨今は月に1~2日は休肝日がある。毎日飲んでいた私にとっては、画期的といえよう。酒量も一時にくらべればかなり減っていたのだ(当社比)。アルコールの量は減っていたハズだ。じゃあなぜ分解されなかったのか? となると、「ストレス+疲労」の比重が重くなる。

 稼ぎ業だけなら、多分ストレスも疲労も問題がないと思う。実際、同僚がそうだから自分だけ特別な訳はない。しかし、家業と家事(野良)神主オフと自転車マップの試走が加わると、そうもいかない。多少の作業なら気分転換になるだろうが、それなりに納期があるので、ほったらかしにする訳にはいかない。

 12時間拘束された後に、PCに向かったところで思考能力なんぞ皆無になっている。じゃあ朝に~ と思ってもそんなに早くは起きられない(と、いうか勤務時間がAM5:00~なので、それでもう充分早い)。

 実際、切られた日から今日まで何をしていたのかというと、神主オフの段取り、自転車マップ試走コースの地図確認、創作落語の応募(社会人落語じゃないよ。別件だよ)サイト更新(自転車マップ、今回の試走コースを反映させました)自室のそ~じ(念願であった、未だ終了していないが)他、御祈祷etcである。何が嬉しいって、この10日あまりで神主オフの事務的な段取りが総てできたことだ。

 神主オフなんて実はもう幹事やんぺ宣言を一度したんだよね。段取りは大変だし、金にならないし、参加者は「宴会」が好きなのであって、どんな企画を準備しても「笊で水を汲む」がごとくで、嫌になったのが3年前。
 けど、3年たってなんで再度手をあげたのかというと、「田舎神社の活性化」という野望達成の為だ。この野望のために生きていると言えば過言かもしれないが、私の頭の中で8割以上をしめている。

 今の神社界がしっかりしてたら文句言わないよ。けおどねぇ、各社が自分勝手でまとまりがない反面、自助努力をせず、誰かが何かしてくれて当たり前。自分から何か活動を開始するのがイケナイと思っているのか、とにかく彼方此方の顔色をうかがいつつ、おっかなびっくりしている。腹が立つというか、情けないというか、こいつら生きてる価値ないんじゃないか? そんなことだから、氏子さんから見放されるんだよ。

 田舎神社の資源は「自然」なのよ。自然観察名目で集客すれば、「ゴミを散らかすハイカー」ではなくマナーも併せて教育できる。歴史的な視点も合わせて上手にリードすればどこでも集客は可能だ。地元にいくらかでもお金が落ちると、地元の人が神社に顔を向け始める。そうすることから氏子さんに再度、神社に振りむいてもらおう。との目論見で「自然観察会」をコンスタントに開催を考えている。

 しかし、地元の人間は地元の自然を見慣れているので、「再発見」する視点を持たないので、都会から引っ張る必要があるし、京都、大阪からいきなりウチの社というには、少々距離がある。なので、まずは神職が「自分のお社で自然観察ができる、しようといった機運を作る」いわば畑を耕す事を目的に今回のオフを企てたが、とにもかくにも挨拶、依頼、打診、交渉、書類作成と色々と短期集中してできるのであれば、ホント10日前後で型がつく作業だ。実際、そうだった。
 稼ぎ業と平行してこれだけの事をするには、大変だ。なんせ1日に一本しかメールを流せなかったので、稼ぎ業しながらだとギリギリの日程になるところだったと言える。そういう意味では辞めて正解。

 神社と稼ぎのどちらが大事か? というと、どちらも大事なのだ。しかし、もういくつ寝ると宮司になるので、何時までもサラリーマンしてはいられない。実際、この稼ぎは拘束時間は長い、休日は自由のとれないは、その割には稼げないは、で半年ほど前からFCを検討しており、あと半年から1年後には辞めるつもりでいたので、「辞めませんか」との問いに「ハイ辞めます」と素直に答えた。

 おかげで、心身が軽い! が財布も軽い!

 今後の稼ぎをどうするか? と言う問題には既に答えが出ている。ただ、手続きなどに2ヶ月半ほどかかる。とにかくサラリーマンをすると、神社がしにくくなるので、とにもかくにも自営の道を切り開くことにした。稼ぎは辛いが、自由に使える時間ができれば神社もできるし、野良もできるし、自転車も落語も自然観察もできる訳だ。

 まぁ2ヶ月半の間の稼ぎが少々辛いが(実質、収入は稼ぎ始めた後から入ってくるので、もう少し経済的には辛いと思うが)肩の水子が降りたように、心身が軽いのが嬉しい。
 
 自己紹介文、代えないといけないなぁ・・・・・・・  


Posted by 淀の生頭  at 09:45Comments(0)日々是多忙

2009年04月27日

東京談義「上」

 そういうわけで、お江戸いってきた。なぜかお頭では「親分アンド子分ズ」が歌う「遠山の金さん」のエンディングがながれていたりする。「お江戸のそぉらに春を呼ぶ~ なんちぁらかんちゃら、遠山桜~ ご存知長屋の金さんがぁ~ もろはだぬぅいでべらんめ~ おぉっと金さん名調子~」

 初日は有志の神職研修会と、言うことでメジャーな話題では、「バーチャル参拝」「神社名を冠した商品」「御祈祷や授与品のネットでの是非」などの問題点などの論議。バーチャル参拝については「その定義が明確に成されていない」「神宮遥拝」やその際にプロジェクターで神宮や日の丸の画像を掲げて「遥拝」とするのも広義でいえばバーチャル参拝になるんじゃないかい? それでいうなら「御札」でさえバーチャルなのでは? 要は我々「人」は「何を媒体」として「神様」と繋がっているのか? が問題視され物が新しいから認めない、古いから認めるといった隔て方では説得力がない。

 「神社名を冠した商品」についても「商品そのものに関して御祈祷を依頼されれば受けてもよし。しかしその商品が一般商店の店頭に並べて流通させる事」が目的であれば、神社ブランドを冠した商品となり、社頭で授与する「授与品」と店頭で販売される「商品」の間に「差異」が見えなくなり、社頭授与する授与品にも税金がかかりかねないといった危惧があることに加えて、京都においては元神社庁副丁々が奉職する神社が率先して、そういう事をしているので、なしくづしになってるね。と言うお話があがる。

 ネット上での御祈祷の申込に関しては、二昔ほど前、「ファックスが普及し始めた頃、ファックスで御祈祷の申込を始めた神社が、ファックスで御札を送ると、本庁?あたりの偉いさんが、勘違いして激怒した」と言った逸話もあり、いかにこの業界の統括部門が世間知らずで物事の論点を明確にできていないのかが伝わるいいお話だったりする。
 ネットでの受付は、電話、ファックスの延長であるので構わないと思うのだが、ネットで授与品を紹介して販売すると、これも「社頭で授与する」原則からはずれ、課税の対象とされないとは限らない。

 しかし、距離的な理由、健康上の問題で参拝したくとも参拝できない方に「バーチャル参拝」や「授与品の通信授与」といった手法はやむ得ない場面も存在するので、一律に線引きをするのは難しい。

 他、井戸端的な話題では某赤坂の有名神社の祭礼後、直会で○○事件があって週刊誌にスッパ抜かれたとか、ナルシストな神主が自分の女装写真をHPにアップしてるとか、久御山にもある有名住宅会社が神社と組んで、その神社が無許可で各地に分詞して、その住宅会社の地鎮祭を丸々請け負っているが、その勤務状態が極悪非道であったとか、住宅会社は安値で外注を叩くので仕事を請けてくれる会社が少なく、施工開始が大幅に遅れて契約した顧客からキャンセルを食らいまくっているとか・・・・・・言いお話満載の勉強会というか・・・・交流会でした。

 神社の尊厳性と言う問題で、個人的に感じるのはやっぱ本庁は「内弁慶」にもなれていない事。神社のホームページに関して定義もつけずに「バーチャル参拝だ!」と言って頓珍漢な糾弾し、笑われていることに加えて、ネット上の架空神社や秋葉原の「うさみみ神社」など外部に対して意見することをせず「神社の尊厳性」をことやかましく言うのは、どういうことなのか?

 お上が頼りないから、自分たちでなんとかしないとイケナイんじゃない?

 他、御家騒動で本庁離脱云々といった話題もありましたが・・・・まぁよそさんの内部事情には私はコメントようしません。「視点」が違えば「判断」も違うし第三者が事情も理解せずどちらか一方の肩を持つのはお門違いだ。ただ、「内輪もめは醜い」とだけコメントする。

 そして、その夜は宴会に突入する。  


Posted by 淀の生頭  at 06:50Comments(0)日々是多忙

2009年04月23日

おら東京さいくだ~

  私がケツ叩いて開催させたんだもんなぁ。行かないと顔たたないもんなぁ~ しゃ~ないやん。

  と、言うわけで神主東京オフに明日早朝出立します。

  交通費+宿代+飲み代+土産でで二日で5万はつかうぞ。きっと・・・・・・

  交通費+宿泊費ですでに35,000円だもんな。

  薄給なので辛いのよ、正直言って・・・・

  けどまぁ、今の稼ぎに骨を埋める訳じゃないし、何よりも「野望達成」の為には業界の人脈も大事だし、あとX年で私ゃ宮司だし、その時にゃ今の稼ぎには就いていられないし、伏線も張りながら、もがきながらその時に向けてのカウントダウン中なので、前倒しできる物事は前倒ししないといけないし、あぁ、財布が泣いている。嫁がいたら大激怒だ。

  なんせ、私の方でもこの夏に神主オフを京都で企画している。できれば今後年間3回は、私の企画で京都オフを手堅く開催したい。ここには、少しずついろんなものを色々と巻き込んでゆく予定。

  いわば次回の神主京都オフは私の野望達成の為の、最初の「野良を耕す作業」なので狭くても深く耕していろんな野菜や果樹が育つ土地にしたいのよ。

  そこへ、色々な苗を植えて、「田舎神社の再発見」→その地域の「良い部分を延ばして、悪い部分をなくしてゆく」→「人・金・物・情報の相乗するプラスの回転」へ持ち込む。その為のキーワードは「マナーの良い客を遠方から呼ぶ力」だと思っている。

 信仰で集客できたらそれに越したことはない。けど、信仰で参拝する人なんぞいまや、数えにくいのが実賞で、慣習で参拝するならまだしも、レジャーや物見遊山じゃちょっと困るよね

 信仰と観光の閾値が何処にあるのか? なんて考え出したらキリがないけれど、それを考える為の今の稼ぎでもあったんだが・・・・・まぁ、観光客の90%は野良犬ですわ。

 けど、残る10%のマナーの良い観光客を大事にして、その比率を挙げてゆくには、仮説しかなけれど、習慣の問題がからむので、今日の明日では変わらないんだろうけれど、こっちで羽ばたいた蝶々が、地球の裏側で嵐を起こす現象を見習って、もうひと羽ばたき悪あがきをしてもいいかな?

 というか、ここで頑張ってもうひと羽ばたきしておかないと、死ぬとき絶対後悔するような気がする。

 人間だって何時死ぬか解らない。
全力出し切って死ねれば本望。
中途半端で死んだら後悔しかのこらない。
 後悔だけはしたくないから、将来を見据えて、今の瞬間に全力をかける。

なんて、柄にも無くカッコ良いこと書いてみた。

が、今回の東京行きには一つ問題がある。
二日目がまるまる空くので、どうするのかが問題。

A案:してセンチメンタルジャーニィ(かって3年ほどお江戸滞在経験あり、その思い出を旅する。)
B案:秋葉原でメイド喫茶のハシゴ(笑) なんてったって・・・メイドは男のロマンだもんねぇ。??
  


Posted by 淀の生頭  at 21:23Comments(0)日々是多忙

2009年04月21日

イレギュラーな休日


 AM4:00を過ぎた頃、営業所から電話がはいる。私ゃぼちぼち起きる頃。曰く「車が凹んだので、休で悪いが休んで欲しい」とのこと。

私ゃ元々、本日はお休みだったのだが、神主オフの参加やらなにやらかにやらで、休日を移動させていたのだが、本来お休みの予定の人から休んでもらう形になっているので、しかたがない。

 営業所は申し訳なさそうに言うが、私にとっては願ったり、適ったり。なんせ休みにならなけりゃ、9連勤になるので、体力的な事を考えると洒落にならない。おかげで溜まっている「宿題」も多少ははかどると言うもの。

 朝から退治した事、その壱。落語執筆。これは社会人落語日本一大会参戦用である。8~12分の勝負なので、古典をはしょるよりも短い創作ネタのほうが良いだろうと判断、加えて日々の仕事のお話しでもあるのでその気になれば、何分でもしゃべれる自身はあるが、とにもかくにも時間内で演じられるように、練習しないとね。

 その弐.境内の自然観察ニュースの為のテンプレート。以前から、余裕ができた時に境内の自然観察レポートを発行しようと思いメールマガジンなども書いたことがあったが、とにかく定期的に発行というのは無理になったのであえなく挫折。今回はそのリベンジ。これは、月一で書くつもりのブログと、ネタがかぶるがよしとする。

 手の込んだ事は時間的に無理なので、空いた時間に、気軽に自然観察を行い、簡単なレポートを発行しようとそのテンプレートを作成。まったくの手抜きデザインだが、まぁ徐々にかっこよくしてゆこう。とにかくテンプレートができたので、観察が手頃にできるようになる。今後の手順は、境内で発見したものの写真を境内地図テンプレート上の地図上、発見した場所にはめる。対象物を図鑑などで調べる。
 同じ花でも、咲いている場所が異なると、咲き方の異なるのでテーマはできるだけ絞った方がいいかと思うが、まぁこれは今後の成り行き次第で考えよう。


 さて、これから境内にあがって、ばっと地図と資料を見開いて「京都自転車マップ郊外版」のコース設定をできるところまでやる予定。

 それはいけれどぉ・・・・考えてみりゃ全然休みになってないんじゃないかい?

  


Posted by 淀の生頭  at 13:16Comments(0)日々是多忙

2009年01月03日

正月対応 明日最終・・・・

 今のところ、大きなトラブルなしで、家業も稼ぎ業も問題なし。贅沢を言えば、ゆっくり風呂につかりたいなぁ~。稼ぎ業は昨年より大きくペケ。なにせ、あっちで「初詣渋滞」こっちで「初売り渋滞」で・・・・加えて、不況の影響か何かしらんけれど、仕事数が少ない。私でなんとか12回したけれど、先輩で8回でした~ なんて人もいた。
 しかし当然、それより、回数、売上の高い人も居たわけで・・・・(泣)
 家業はといえば・・・・去年から「お守り」の種類を増やしているのですが、まぁ何かと悪戦苦闘で、アイテムの選択を間違えたりした分もあるけれど、それなりに考えて、揃えたモノでもやっぱ失敗だった・・・と言うのは去年。
 今年は、新たに「干支の土鈴」やストラップタイプのお守りを「4種」(若者用2種、高齢者用2種)、これ全然出なかった(泣) 目撃証言によりと、子供が「あの丑さん欲しい~」と子供が泣いても親が「そんなんより、御神籤しょ、御神籤、おもしろいでぇ~」 と言って、営業妨害? をするらしい。売値500円と100円の差はでかいぞ。
 しかも、干支物だ。次に売ろうと思っても12年間寝かさないといけないんだぞぉ~~~~~
 勇気を出して揃えたモノを、欲しいと言う人がいるのが嬉しいのだが、こんなんばっかりやったら、仕入ればっかりかさむやん~~~~

 まぁ、しかし、かかし年末の20日から明日の4日までの約2週間、心身の疲労もあったのに事故らずによかった~ と言うのが本音。
 売上は事故ってるけれど・・・・まぁ よしとしよう(泣)
  


Posted by 淀の生頭  at 19:25Comments(0)日々是多忙

2008年12月23日

タンポポ調査2010事務局より


 タンポポ調査は、大阪自然環境保全協会が1974~1975年に初めてタンポポを指標とする市民参加による環境調査を実施して以来、全国各地で在来種と外来種のタンポポの分布状況から、地域の環境について知ろうと続けられてきました。 2004~2005年には、近畿全域で雑種タンポポも含めたタンポポの分布調査を行い、雑種を含めた外来種の分布拡大の状況を明らかにするために> 近畿7府県で実行委員会を立ち上げ、3万点余りのサンプルが得られました。>
 今また、2010年に向けて、さらなる発展で、現在、山口県を除く近畿・四国・中国地方の各府県で調査実行委員会が結成され 「タンポポ調査・西日本2010」として取り組みが動いています。>  そこで、大阪での調査を具体的に牽引していく実行委員会を下記のように立ち上げます。> タンポポ調査に関心のある方は是非ともご参加下さい。

【会議名】 タンポポ調査・西日本2010の大阪実行委員会立ち上げ会
【日時】 1月 18日(日) 14:00~17:00
【場所】 大阪自然環境保全協会事務所>
【内容】 (1) タンポポ調査・西日本2010の動き報告>
      (2) 大阪の組織体制構築に向けて 
      (3) 大阪での具体的な取り組み検討
      (4) その他> 【参加対象】 過去に大阪で係わっていただいた方+関心のありそうな方へ
*立ち上げの時から、多くの関心のある方に参加していただいた方がいいので、皆さんの知り合いやネットワーク・関心のありそうな人に、 積極的に呼びかけをしてください。

なんだそうです。

個人的には、非常に興味があるのですが、いかんせん、時間があいません。興味あるかたはゼヒ、ゼヒ~
http://www.nature.or.jp/Tampopo2010/Tampopo-index.html  


Posted by 淀の生頭  at 20:46Comments(0)日々是多忙

2008年12月20日

先日の「京都環境フェスティバル」後日談

 そういうわけである。ワタシゃ新車「キューティ・ファニー号」で出立! 予定よりちょっと遅れて、現地入り。その時間はちょうど、オープニングセレモニ-をしておりました。環境市民の別嬪さんと偶然遭遇、挨拶がてらに一言、二言お話してブース入り。先週用意した、「押し葉」と「どんぐり」をドン! 提出! ・・・・・して、ありゃりゃ???? 「押し葉」は新聞紙で挟んで、セロ手テープ貼りして「見本」とかで使うと思いきや、葉書の類に貼り付けて「押し葉の葉書」やラミネーターで挟んで「しおり」を作るのに利用するとの事なので、急遽、その場で新聞紙をはがす作業を開始する。
 作業中に、会場が開かれて、わらわらとやってくる参加者にこんなことするんだよ~ と、説明しながら新聞をはがす。ここで気づいたのが、モロイ葉っぱと繊維のしっかりした葉っぱ。かえでの類はもうセロテープごとべり、バリと原型を壊してしまって結局、使い物にならなくなったが、銀杏は丁寧に作業すればキチンとセロテープが剥がせて、キチンと用を足せる。そ~いゃあ街路樹としての銀杏の葉は、雨上がりなんかで人やチャリなんかが踏んで、こけるなんて話あったような気がする。

 どんぐりは、頭に丸い金具をつけて、ホワイト、サインペンなんぞで顔の類を描いてキーホルダーにする。「新聞はがし」が済んだらなぜか、金具付けの作業に没頭してしまい、結局、金具がなくなるまで、金具を嵌める作業をしておりました。隣のテーブルの背中では、丸太を子供に切らせる体験をしており、いろんな種類の丸太を鋸で子供に切らせておりました。
 話によると、最近はマッチが使えない20代の子が多いんだってね。確かに使うことは少ないが・・・今でも徳用マッチは探せば売ってるぞ! そんなもん、見たことない世代なんだろうなぁ・・・きっと。

 で、きられた丸太の切れ端は、「森のオブジェ」(今、命名した)の土台になる。何のことはない、輪切りされた木材の上に、マツボックリや観賞用のかぼちゃ、なんぞをのっけてクリスマスツリーに見立てたり、顔にしたり、他、クリスマスリースを作る体験をしてもらいました。

 こういう体験型のブース何かと「想像力を刺激する」モノは面白いらしく、はかなり人気で、親子連れが中心ではありましたが、高齢者や女子大生なんぞも「キャーカワイイー こんな事なら毎日でもやりたい~」と楽しんでおりました。唯一つ後悔する事は・・・・・・ナンパしなかった事といえましょう。(だって、僕、シャイなんだもん!)

 さて、その後は楽しい忘年会である。会場は大和大路松原東へ、南側の貴匠桜。登録文化財に指定された町屋レストラン。かっては「醤油屋」だったとのこと。あがりぐちの「おくどさん」などがいい雰囲気だしてました。

 ミニ会席といった趣のメニューで、一番「おっ」と思ったのが「かぶらむし」いゃ~美味でした。で、実は今回、この会に参加した最大の目的は「神主ML」のオフ会の講師依頼です。
 題して「神社でできる自然観察会入門」理想をいえば、これを来年から年4回、春夏秋冬でまわしたい。
これはワタシの最終目的である「田舎神社活性化計画」の前フリである。ウチの社の事だけ考えてもいいのだが、それだと「相互作用」がないし「一人勝ち」すると影で何言われるかわからないし(京都らしい発想:笑)なによりもかによりも、何か一つのモノを見る際に、自分一つの視点だけでは、視野が狭くなる。多くの目で対象物を見て、多くの答を出して、それを摺り合わせて「同じところ」と「違う所・・・・これは神社の個性と言ってもいい」を明確にして、地域の象徴である神社を再発見して、地域の活性化に結びつけることを最終目的とする。
 しかし、「地域の活性化」ってよく言うけれど、みんなどう定義してるんだろうね?(ワタシの答えはココでは長くなるので省略)

 自然観察指導員京都連絡会の事務長からは快諾を得られましたので、来年は京都で神職を対象とした自然観察会をできれば年4回、どこぞの神社で開催する方向で活動を開始します。

さぁ、年が明けたら活動開始だ!
  


Posted by 淀の生頭  at 07:45Comments(0)日々是多忙

2008年11月02日

そういうわけで、先週の嵐山でのお話

案の定、昨日は何事も無かったね(笑) 

そういう訳で、先週の日曜のお話。
 嵐山は野宮神社での祭礼の助勤。ウチじゃ大祭も神職が一人で奉仕するので、ワタシが複数での奉仕するのはこのときだけ。普段、まともに祭式ができていない自分をさらけ出す時でもあるのだが・・・・(泣)
 こういう時がないと、ダメな自分を再認識できない。まぁいいかぁ~ではイケナイよと、海より深く反省する次第である。

 昨年までは参加させて頂いていた直会も、今回は断念。大事な数少ない業界同士の情報交換の場ではあるのだけれど、昨年はアルコールチェックにこそ引っかからなかったけれど、もう二日酔いに限りなく近いボロボロの状態。車を転がすことになったので・・・・残念だけれど事故ると怖い。 なんせ気力、体力、ヨミが物言う商売だもんな。


 二週間連続しての祭礼なので、身体が辛い。やっぱ歳のせいもあるのだろうか? だんだん疲れが抜けにくくなっいるような気がする。まぁ今の稼ぎが身体的にキツイ部分も否めないけれど・・・・・


 酒量が夏に比べて減ってるんだよね。夏場は汗で水分が噴出するが、さすがに今の時期に大汗をかくことも少ないのでビール(発泡酒)の量は減り気味。

 加えて梅酒にリンゴ酢を、混ぜてお湯割りしたスペシャルドリンクが辞められなくなっているので、何よりコレを優先して飲むので他のアルコール分を入れる余力が減っているのだろうきっと・・・

 先日も梅酒買いにスーパーに行ったら、同じ成分の商品が売っていた。考えることは皆同じなのだろうきっと・・・・・

 コレを飲んでおくと、とにかく朝が楽なのよ。ホント一晩寝たら疲れが取れているのがわかる。下手なスタミナドリンクよりは効く。(けど、やっぱり飲んでしまうんだよね…ひどい時には・・・)さて、次の修羅場は正月だ。それから三年後はどうするか? 作戦計画とネタフリを今からやらないといけないなぁ・・・・

 楽しそうだが時間はあるのか?

 謎は深まるばかりである。  


Posted by 淀の生頭  at 05:19Comments(0)日々是多忙

2008年03月18日

芝居を見に行く

ど~でもいい話なんですけれども・・・・・・

前日、大学の先輩から「召集令状」が届いた。

大津で芝居をするらしい。

この先輩は落語研究会の大先輩で、学生時代は「学生落語を聞く会(当時は六校程度の落語研究会が共同で年に1回寄席を開催していた)の「開口一番」で登場して「アドリブで創作落語を演じて会場を大爆笑の地獄に落として、後の出演者がシラケてしまいお客を全部帰らしてしまった」という逸話の他、卒業後「釜ゲ崎で物乞いをしていた」とか、部長刑事(大昔のTVドラマ)に犯人役で出演したとか、ろくでもない逸話が絶えない人。

 数年前に新風館を借りて自転車のイベントを開催した際に、「紙芝居」のブースを出してもらい一番集客していたように思う。ちなみに、いつぞやは保育園で「黄金バット」の紙芝居をしたら、園児全員が怖がって引いてしまったらしい。

 そ~いう強力な先輩に、世話になったので義理と人情で見に行くことにしたが、八方手を尽くしたが結局一人で見に行くことになった。
 職場の同僚は休日が会わない、付き合ってくれる女の子なんぞ一人もいない。学生時代の仲間に電話を入れたものの留守電のまんまでなかなかつながらない。しょ~がないので留守録に「ひやきおうがんのCMソング」を一曲歌っておいた。

 ちなみに、私は学生時代「右から左に移す人~」が流行る数年前にこの「ダークダックスが歌うCMソング」をギャグに使っていたのだ。他に「火星語」という技もあるが、これに関しては出し惜しみをしておく。

 ンでその先輩、なぜか今回「大津市民劇」の脚本と演出、ナレーション、ちょっと出演をしており、チラシのプロフィールを見て吹き出してしまったのだが、京都芸術大と大阪芸術大で客員講師なんかしている。どこでど~いうコズルイ手を使ったのかは不明だが、国の補助で留学までしていた。よくわからない人だ。

 大津までは電車、車で行けば「道」も覚えられるんだろうけれど、休日は極力車を出さないことにしている。なんせ私の基本は「自転車乗り」なのだ(最近は全然乗れてないけれど)加えて汗だくの姿で芝居なんてみられないものな。

 芝居のタイトルは「額田王」、後ろに近い席で鑑賞したのだが・・・馬鹿な客がいるねぇ。2歳くらいの幼児を連れてきてる夫婦がいるんだよ。事情はあるかもしれないけれど、芝居なんか見てもわかんないだろうし、「あ~」とか「べ~」とか大きな声で言うじゃん(日常生活の中では、茶飯事というか当たり前だから気にならないんだろうけれどさぁ)「しー」って言って解るわけないでしょう。まだ片言もしゃべれないんだから・・・・

 馬鹿夫婦に殺意を覚えながらも芝居は出発進行しゅらしゅしゅしゅ~  う~ん「脚本」って大変だなぁ~
出演者はなるべく満遍なくださないといけないだろうし、どのようなシーン、でどのような会話をさせるのか、深く考えるンだろうし、少なくとも頭悪かったら書けないよなぁ~でも、あの先輩が書いた話にしては「まじめすぎる」というか・・・・ギャグは想像していなかったけれど、実際にはギャグはなかったけれど。

 あの先輩がこんな「普通な芝居の脚本・演出をする」こと自体が意外だったが・・・・ギャグさせたらもっと冴えるンだろうけれど、まぁお堅い行政がらみの芝居っぽかったし・・・なんか不完全燃焼してませんか?
田吾作さん!!
 ↑(もしこの文章を読んだ感係者は、是非とも伝えておくように)

 帰路は京阪でちんたらちんたら。のどかな風景を楽しみつつ、三条京阪まで。好日山荘で来週の「登山もどき」にサイテーあったらいいものとして、杖(当然、登山用)と単眼鏡を購入。四条河原町北西をこそっと入った居酒屋で一杯のんでおっぱいもんで(←嘘)帰路につきました。

 今回は・・・さすがに乗り過ごしませんでした。


とりあえずそ~言うわけで。
今回もめでたし、めでたし。

  


Posted by 淀の生頭  at 19:11Comments(0)日々是多忙