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2009年04月27日

東京談義「上」

 そういうわけで、お江戸いってきた。なぜかお頭では「親分アンド子分ズ」が歌う「遠山の金さん」のエンディングがながれていたりする。「お江戸のそぉらに春を呼ぶ~ なんちぁらかんちゃら、遠山桜~ ご存知長屋の金さんがぁ~ もろはだぬぅいでべらんめ~ おぉっと金さん名調子~」

 初日は有志の神職研修会と、言うことでメジャーな話題では、「バーチャル参拝」「神社名を冠した商品」「御祈祷や授与品のネットでの是非」などの問題点などの論議。バーチャル参拝については「その定義が明確に成されていない」「神宮遥拝」やその際にプロジェクターで神宮や日の丸の画像を掲げて「遥拝」とするのも広義でいえばバーチャル参拝になるんじゃないかい? それでいうなら「御札」でさえバーチャルなのでは? 要は我々「人」は「何を媒体」として「神様」と繋がっているのか? が問題視され物が新しいから認めない、古いから認めるといった隔て方では説得力がない。

 「神社名を冠した商品」についても「商品そのものに関して御祈祷を依頼されれば受けてもよし。しかしその商品が一般商店の店頭に並べて流通させる事」が目的であれば、神社ブランドを冠した商品となり、社頭で授与する「授与品」と店頭で販売される「商品」の間に「差異」が見えなくなり、社頭授与する授与品にも税金がかかりかねないといった危惧があることに加えて、京都においては元神社庁副丁々が奉職する神社が率先して、そういう事をしているので、なしくづしになってるね。と言うお話があがる。

 ネット上での御祈祷の申込に関しては、二昔ほど前、「ファックスが普及し始めた頃、ファックスで御祈祷の申込を始めた神社が、ファックスで御札を送ると、本庁?あたりの偉いさんが、勘違いして激怒した」と言った逸話もあり、いかにこの業界の統括部門が世間知らずで物事の論点を明確にできていないのかが伝わるいいお話だったりする。
 ネットでの受付は、電話、ファックスの延長であるので構わないと思うのだが、ネットで授与品を紹介して販売すると、これも「社頭で授与する」原則からはずれ、課税の対象とされないとは限らない。

 しかし、距離的な理由、健康上の問題で参拝したくとも参拝できない方に「バーチャル参拝」や「授与品の通信授与」といった手法はやむ得ない場面も存在するので、一律に線引きをするのは難しい。

 他、井戸端的な話題では某赤坂の有名神社の祭礼後、直会で○○事件があって週刊誌にスッパ抜かれたとか、ナルシストな神主が自分の女装写真をHPにアップしてるとか、久御山にもある有名住宅会社が神社と組んで、その神社が無許可で各地に分詞して、その住宅会社の地鎮祭を丸々請け負っているが、その勤務状態が極悪非道であったとか、住宅会社は安値で外注を叩くので仕事を請けてくれる会社が少なく、施工開始が大幅に遅れて契約した顧客からキャンセルを食らいまくっているとか・・・・・・言いお話満載の勉強会というか・・・・交流会でした。

 神社の尊厳性と言う問題で、個人的に感じるのはやっぱ本庁は「内弁慶」にもなれていない事。神社のホームページに関して定義もつけずに「バーチャル参拝だ!」と言って頓珍漢な糾弾し、笑われていることに加えて、ネット上の架空神社や秋葉原の「うさみみ神社」など外部に対して意見することをせず「神社の尊厳性」をことやかましく言うのは、どういうことなのか?

 お上が頼りないから、自分たちでなんとかしないとイケナイんじゃない?

 他、御家騒動で本庁離脱云々といった話題もありましたが・・・・まぁよそさんの内部事情には私はコメントようしません。「視点」が違えば「判断」も違うし第三者が事情も理解せずどちらか一方の肩を持つのはお門違いだ。ただ、「内輪もめは醜い」とだけコメントする。

 そして、その夜は宴会に突入する。


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Posted by 淀の生頭  at 06:50 │Comments(0)日々是多忙

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