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Posted by 京つう運営事務局  at 

2009年07月14日

茅の輪

 

 当社の「夏越の大祓」は比較的、近年に始めた行事で、まだ20年たっていない。もともと当社では代わりに「除蝗祭」というのを行っていたのだが、専業農家が減ってしまってテコ入れしようということで、「除蝗祭」と「夏越の大祓」を兼ねた行事として開催している。「大祓」といえば「茅の輪」である。昨日の午前中で完成、明日の午後から私が御祈祷。
 過日、京都の本庁に所要で行ったついでに松尾大社へ参拝したら、茅の輪の「茅」の余ったものに、「しおり」をつけて「お志」で授与されていた。私も「サンプル」として頂いて帰宅。氏子総代に見せたら「このへんは皆、勝手に抜いていかはんねん」とのこと(笑)
 で、今までは「稼ぎ業」の絡みで茅の輪づくりには参加できまでんでしたが、今回は「次の稼ぎ開始までのブランク期間」でもあったので、初めて作成に参加。案の定、用意した茅は結果として破棄することになったのですが、来年はPCで「しおり」を100枚でも用意して、強引に配布用の「茅」を用意して参拝された方に授与するのもいいかななぁ~なんて思う次第。

 実はこの作業で一番頭を悩ませるのが「萱」が刈れる場所を見つける事。
 始めた頃から、当社で作業する日程の数週間前から、どこに刈れる萱があるのか、のめぼしい場所を探しておかないといけない。例年、決まった場所にはあるが、「都道府県の道路整備事業」として雑草を刈る時期でもあるので、目星をつけていた所の萱がいきなり「刈られた後」だったりすることもあるので、場合によっては隣町まで刈に行くこともあったらしい。今回は町内で手配できたのでよしとする。
 しかし、これ街中のお社で萱を手配するのは、結構大変だと思うよ。場合によっては花屋さんに頼んだりするのかなぁ? 
 何はともあれ、明日の午後から御祈祷です。今月中をメドに解体しますので、お早めに参拝にきてください。
  


Posted by 淀の生頭  at 15:39Comments(0)日々是苦労