2010年06月28日
鎮守の杜フェスタに参加してきた

そう言う訳で、鎮守の杜フェスタに参加してきた。学生時代は烏丸北大路大学に在籍していたので、会場の府立植物園は目と鼻の先。なのに、入った記憶ってまったくないのよね。でも初めてではない。確か高校の春の遠足がココで、帰りは彼方此方の大学を見て帰るようにといわれたような覚えがある。
多分、それ以来の入園だ。
会場は半木神社前。そう植物園内に神社があるんです。上賀茂神社の境外摂社だそうで、上賀茂神社と下鴨神社のほぼ中間、植物園沿いの賀茂川沿いを半木の道なんていうがその名前からきている。
天候は回復したものの、テントとブルーシートの上に座るのも気がひけるので立ったまま長い挨拶を聞かせていただく。全植物園園長さんの話が面白いのだが、やっぱ……の話は退屈だよね。足もだるくなるし……
で、お話の後、すぐ食事休憩、そして「神話お話ライブ」「野遊び」「自然観察会」とどれかを選択するのだが、私本来は「神話お話ライブ」を聞きたかったのですが(ウチのお社ででも七五三やお祭の際にやってもらえないか検討したかった)が、自然観察会は私の加盟している「京都自然観察指導員」の面々が引率するので、枯れ木も山の賑わいの如く、たいした知識もないけれど、知ってる事を語りつつ、各位の話を尋ねつつ園内を散策。それで終了。なんか味気ないなぁ……
そりゃ、それなりに収穫はありましたよ。野遊びも中村氏(同業者はご存知の)にアイスキャンデーの棒で竹とんぼ(竹じゃないけど)を作り方を教われたし、氏の勤め先で「自転車道の駅」を立ち上げる話があるそうで……でこのお話は、自転車愛好家を休憩がてらに田舎神社へ参拝してもらおうと考えて一時私ががむばっていたメールマガジン(京都近郊の田舎神社を自転車で廻って、そのコースをレポート、コースはWebサイトで紹介)という奴と考え方が近いので、ご相談には極力前向きに考えたい。
本音を言えば、こういう活動で飯が食えたら嬉しいなと思う次第なのだが現実は厳しい。
まぁ、それなりに収穫はあったのですが……この活動に一つ文句がある。
なんで、年に1回しか開催しないの?
これだけ大規模に、ワザワザNPOまで立ち上げて年1回開催では、なんか「建前で鎮守の杜をPRしている」だけにしけ見えないのよ。自然観察は同じ会場で春夏秋冬年4回、開催したら価値あがるよ。そこまでしなきゃNPO立ち上げた意味はないと私は思うわけ。
スタッフは新青連の顔ぶれと、京都國學院の生徒、八幡のスカウトの子供達(八幡ちゅーのが味噌だ;笑)
ほんと、身内だけで形式を盛り上がって見せている感が拭えないんだよね。
写真は植物園で見つけたフェアリーリング。