こんにゃく

淀の生頭

2009年09月27日 18:26




  ご近所には時々こんにゃく屋が行商にやってくる。もうお得意様が沢山あって「こんにちは~」と入ってくる際に、各家庭分のこんにゃくがビニール袋に入ってある。当然、生頭家にもやってくる。写真の量で900円。どこの家庭もめったに断らない。なぜか?

 希少価値があるのだ。そのこんにゃく屋は普段は別の仕事についているので、時々作って時々売りに廻る。いわば道楽で作ってる状態に近い。ちょっと小ずかいが欲しい時にこんにゃくを作るという説もあるが、兎にも角にも思い出したときに持ってきて、ホイホイとこんにゃくを置いていくのだ。
一玉がだいたい私の握りこぶしより少し大きいぐらい。市販のそれとは違い、歯ごたえがしっかりしているというか、こんにゃくの肉とは言わないが……とにかく芋の密度が高く感じられ、その辺のこんにゃくとはやはりこんにゃくが違うので、皆無条件で購入している。

 糖尿の闘病には、ぴったりの食材であるが、「刺身」と名がつけばアルコールに誘惑されてしまうのが元酒飲みの人情。あぁ キーんとアラレちゃんのごとく冷えたンを夏の名残に欲しいところだが……(泣)