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2011年02月24日

氏子総代選挙で見えてきたもの


 3年に一度当社では氏子総代を選挙で改選する。東西南北から各2名ずつ選ばれるのだがこれがそれぞれの集落び温度差があってややこしい。名誉なことだからと感じて熱心にやりたがるのが南部、それ以外はまぁこれも順番だからしかたないな。一期だけのつもりでと言い出すところまで様々。

 それが来年度は計8名のうち6名が辞退を言い出しているので困った話になっている。つまり、経験がある人が2名、新しい人が4名となるとちょいと作業などをするにはバランスが悪い。せめて半分の4名が残ってもらえないと引継ぎやら何やらで、作業効率がよくないのだ。加えて私が建前でも宮司になったところ。これから何やかやと引継ぎをしてゆくところ。加えて氏子地域と神社の関係を強化すべくスカウトの立ち上げなんぞも一緒に考えているから始末が悪い。

 つまり来年度一年は何かとややこしいことになる可能性が高いのだ。

 中には二十一年も総代を務めて下さった方から、一期(三年)で終わりと言われる方まで言われるとその差は何なんだと言いたくなる。確かに高齢者ばかりなので今回辞退される方には他にも体調が良くないとか、何かと一緒に組んだ方が病気になられる、体調を崩されるのでゲンが悪いetcというのは理解できる。もう六~九年勤めて次になりたい人が閊えてるというのは、熱心な地域。困るけれども積極的な気持ありがたい。

  しかし、ここで見えてきたのが田舎神社はいわゆる「共有地の悲劇」のパターンに陥っているンだという気がする。お社の機能は存続してほしいが、みんなその負担を嫌がるのだ。

 以前宮司さんを勤めておられたお宅だって神社だけで食えるのであれば、ヤンペとは言わなかっただろう。外で働いてなお且つ家で働いて、じゃあいつお休みするのって言うお話だ。つまり宮司ですら
「神職で食えない」→「他の仕事をせざるを得ない」→「過労、ストレスが溜りがち」→「自爆」これがタクシーやめた構造。(懺悔は改めて)

 たとえ自爆しなかったとしても、「神職で食えない」→「他の仕事をせざるを得ない」→「過労、ストレスが溜りがち」→「負担となる仕事を辞める」という選択肢は氏子総代にはできても私にはでききない訳で、逃げ出せないから立ち向かうしかない訳なのよ。その分、些少ではあるものの小遣い銭もらってるからね。

 でこの「負担」と言うのがキーワードなのよね。

 氏子総代のして神社の運営に携わってもらうのに、同じ作業なのに「負担」と感じる人と「名誉」と感じる人がいる。

 つまりこの「負担」を「名誉」と感じられるお社にすれば、田舎神社もやり方しだいで氏子さんとの関係を取り戻して地域に貢献できる。地域に貢献できれば地域が活きてくる。

 「負担」とは「名誉」とは具体的に何なのか。その転換法がわかれば、ウチの氏子世帯数からすればなんとかなるはず。




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Posted by 淀の生頭  at 16:02 │日々是発見