2010年07月14日
茅の輪を立てる
当社は15日が夏越しの大祓い。
実は元々この日には除虫祭を開催していたのだが、集客できないので併せて大祓いを開催し、他所さんと同様に茅の輪をたてるようになった。
足はこの期間だけ活躍するポールが足元から延びる。そこへ作り置きの「茅の輪を支える柱」を備え付ける。
萱を刈にゆく。
この萱を刈る場所は氏子総代、各位が「あそこにぎょうさんはえたるナァ」と日々監視の目を光らせ、当日ここぞ! と思われるところへ強襲をかける。今回はまずお社の前を流れる川、ここでかなり収穫があったが「念のため」と言うことでご近所の休耕田を襲撃する。
街中じゃあ窃盗と言われかねないが、街中には休耕田なんぞないので目をつぶっていただく。
そうして萱に巻きついている「蔓草」や不本意ながら一緒に刈ってしまった草を排除して、一定の長さにそろえる。
そして輪の芯(竹と排水パイプで作った輪)に萱を縛り付ける。そして先に立てた柱にすえて、完成。パチパチ。
TVでどこぞのお社では萱が縁起物と言うことで、輪から抜かれて開門から2時間で萱がなくなるなんて話も聞きましたが、少し多めに刈って茅の輪のとなりにバケツを置いてそこへ持ち帰られるように余った萱を持ち帰りように置いておく。
まぁ、田舎なので大手有名神社ほどの参拝者がいないので、これで間にあう。パチパチ
しかし……
お社と収入のバランスを良くする、お社の仕事をしやすくする為にと思って一応は「自営」と言う形で仕事を始めたのだが、今の仕事、丁度今が煩忙期。この月と来月は共に2日しか休みがとれていない。平日なんぞ仕事量が多いので、下手に休むと顰蹙を買う。
どうやら、自営は良いかもしれないが仕事の方向性を誤ったような気もする。
今の仕事内容そのものには不服はないが、いつまでもこのままじゃいれれない。
いつもそんな事を思って、焦って動いて泥沼に嵌るパターンで轟沈してきた私だが、今度はちょっと落ち着いて動いてみたい。
けど、両親も元気とはいえそれなりに高齢だし、いつまでも先頭切って働かせる訳にもいかない。
次のステップの準備をしなきゃ……
Posted by 淀の生頭
at 07:23
│日々是色々