京つう

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2010年05月16日

たまごの話

 所謂「宅配屋」になって驚いた事がある。

「たまご」が通販されているのである。ドライバーにとっては爆弾と大差ない危険物である。

 そう爆発したら一大事だからね。大体、私ゃ田舎者なのでたまごは近所の養鶏所でキロ単位で買っていた。実際今もそうしている。

 だからスーパーでパック売りされている姿を始めて見たときにはチビッと感動すら覚えた。

 オヤジが神主初めてしばらくした頃にも「たまご」にまつわるカルチャーショックを受けたことがある。当時、御祈祷料は氏子さんの「お志で結構です」としておった。これは気持ちの問題だし、何より金額を指したら「それより上」の数字が入ってこないというセコイ算段もあったらしい

 で、某家で「地鎮祭」の御祈祷を受けました。当時は前日に忌竹の用意も神社側(最近は施工主がしてくれる。材料屋に注文すれば揃えてくれる店があるらしい)で用意していた。つまり準備期間も踏まえて二日かかっていたのだ。日当一万と考えて、材料費やら準備やら揃えて二日で二万円でトントンかなぁと、サラリーマンなら考えるだろう)

 で、そのお宅の地鎮祭が無事終わって「些少ですがお納めください」といわれて頂いたのが「たまご一パックのみ」だ。

 悪気はないんですよ。(上記の養鶏所じゃないよ念為)昔はたまごは貴重品で、病気の時とかお祝いの時とかにしか口にできなかった栄養価の高いものであったなごりが残る時代でもあったんです。
 
 実際、我が家でも幼少時には裏庭には二羽以上の鶏がいた。小学校低学年の頃は所謂「夜店でつってきた奴」で大人になってと早朝から起こしてくれた。融通の利かない目覚まし時計みたいなもんだ。私もチビッとだけ記憶があるが、保育園ぐらいの頃だろうか、自宅で鶏をサバいて、鳥スキにした記憶がうっすらとある。実際、姉は幼少の頃、母に「この鳥の羽をむしる」ように言いつけられ、面白がってむしった夜の食卓に、その鳥がでて数年間、鳥が食べられなくなったらしい。

 たまごの話に戻ろう。通販で買うたまごと、そのへんのスーパーで売ってるたまごとどう違うのか? 
 すんげー素朴な疑問である。道中で「割れる可能性」まぁ、これはスーパーでパックを買って帰る訳だが、移動距離が全然違うよな。しかも何らかの形で送料がかかってくる。

 いっちゃあ何だが、ウチじゃ養鶏所まで徒歩3分だ。いつも形の悪いモノをおまけにくれるぞ。
 いつもキロ単位で買うから、数なんか数えた事が無い(笑)

 高級なたまごを遠方から宅配で頼んで買うのが贅沢なのか?
 地元で新鮮なものを、顔が見える関係で買うのが贅沢なのか?

 こうして考えると、意外なことに私ゃ贅沢な生活してるなぁ。と思うよ。
 となりの芝生ならぬ遠方のたまごが美味しく思えるご時世なのかねぇ……

蛇足だが、本日この養鶏所のオヤジさんの米寿の御祈祷である。
ブログ書いてないでさっさと、祝詞書かなきゃ……


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Posted by 淀の生頭  at 09:51 │日々是発見