京つう

日記/くらし/一般  |京都府南部

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2009年07月27日

セミの幼虫

  昨日、地鎮祭をするので装束の類を取りに境内へあがった。するとクラリネット? かな? その手の楽器に疎いというは音楽そのものに疎いのでよくわからないが、練習してるおじさんがいてね。
 少なくても下手ではない調子で、「練習させてもろてます」といわはるので「ど~ぞ」と声をかえす。

 社務所でゴソゴソしていると雨が降り出して、おじさんは帰宅。
 次の稼ぎは休日がいくばくか増えそうなので、神主の嗜みとして楽の一つぐらい習いたいナァなんて思いもして、まぁとにかく仕事のリズムができてからということで、もうしばし保留してからの検討とあいなる。

 で、神様にご挨拶して下りようと思ったときに、セミの幼虫が足元をあるいているのを発見。これから羽化するのなら是非、その姿をみさせていただこうと思いしばらく様子を見ていた。

 歩く速度は意外と速い、しかし下手。落ち葉の類に足を取られて転ぶこと数回、それでもヨチヨチと頑張って歩く。どの木に登ろうかという意図はあまり見えない。携帯で撮影しようと正面に陣取れば、コースを代えるなどアクションはあるが、人間を敵と見なしてるようには見えない。

 進行方向に溝があるので、進行方向をまっすぐ行けば渡れるように木の枝で橋を作ってやったが、それに気づかず溝に落ちた……

 木の枝を差し出して救ってやる。そして楓の木の根元においてやるとエッチらホッチラ登りだした。しかし地べたを歩くのに比べてかなり遅い。
前足で足場がちゃんとしているかどうか確認しながらのらりくらり登るのだ。

 正直、私ゃ見るのに飽きてきて、境内を軽く一周してキノコの類を探したら……結構あった。というかセミの幼虫を置いた楓の足元も枯葉を何か「菌」の類が分解してるのか? よくわからないが雨でぬれた以上の「ぬめり感?」のようなものがあった。

 一週廻って、羽化はまだかとセミの幼虫を見直したら、木を登るのは辞めたように見えた。が、ここまでで発見してから約1時間。しばらく眺めてみたが「蚊」と「蜂」がやかましい、周りはドンドン暗くなる。

 とにかく蚊がすごいので、今回の羽化の観察は断念。次回は「蚊取り線香」もしくは「虫除けスプレー」持参で望むことにする。


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Posted by 淀の生頭  at 14:52 │Comments(0)日々是発見

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