京つう

日記/くらし/一般  |京都府南部

新規登録ログインヘルプ



スポンサーリンク

上記の広告は、60日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by 京つう運営事務局  at 

2009年04月27日

東京談義「下」

 中野ブロードゥエーの夜は、酒池肉林であった。なんせ私ゃ稼ぎが稼ぎなので、人の顔を見て飲むことがほとんどない。このミーティングも3年ぶりの開催なので、久々に会う顔や、初めての顔合わせでも同業者つながりの草の根の話題は何かとつきない。皆でとぼとぼ歩いて感じた賑わう商店街って雰囲気いいよね。京都では私の知った限りこういう雰囲気の町はない。初めてだけれど、なんか懐かしいという変なデジャブを感じたりする。

 今、すんげ~不安なのが「ちゃんと飲み代払ったよな?」「あれ、おれホテルまでのタクシー代はらったっけ?」正直に言います。草薙くん状態で、記憶ありません。 飲み代に関しては、財布の中身がその分凹んでいたので多分払っていると思う。しかし、タクシー代に関しては不明だ。 誰と一緒に乗ったのかすら記憶にない。あぁ~また嫌われるんだろうなぁ~これで(困)

 さて、翌日の予定は皆、バラバラになった。私ゃ16:30の新幹線まで何をしようか? 結局、最悪の場合の段取り。「センチメンタルジャーニー」をすることにした。何かって? 私ゃ大学出てすぐはお江戸は神田に3年勤めていたのさ。その生活圏を歩いてみることにしたのだ。
 まずは神田の職場跡、三年間ず~っと歩いてきた職場への道のりなのに、目印が無くなって、記憶が曖昧で、JR神田から徒歩10分程度のところなのに30分ほどかかって到着。道中は神田祭の準備なのか、ビルの軒先に注連縄が張られてちょっと緊張感がある。道中で朝食として「小諸うどん」(立ち食いウドン)に入る。東京現役時代はこのチェーン店にはよく世話になった。ここは関東で数少ない、関西人でも食べられるうどん屋なのだ。関西の他店と代わり映えしないうどんの味なのだが、食っておこうと思わせるのがセンチメンタルな事情があるんだろうなぁきっと。

 職場跡はビルが建て替えられることなく存在していた。が、さすがに会社は移転したらしく名前は掲げられていない。まぁそんなもんだろう。足は秋葉原駅に向かい総武線にて市川へ向かう。

 本八幡で降りて葛飾八幡宮へ参拝。ここから京成線市川真間で下車、下宿はこのあたりで記憶していたのだが、何か違う。地名はここで記憶していたのだが・・・・・・携帯のGPSを覗いて目印を探す。この沿線で市川真間と本八幡の間で、駅から徒歩数分でご近所にお社が二社鎮座されて緑地があって・・・・・で最寄駅は小菅でした。
 駅を降りて驚いたのが、なんと私の住んでいたアパート及び隣の大家さん宅がなくなって更地になっていた。他数箇所、いきなり更地になっている所を発見、あわせて「環状線予定地」とされた看板を発見、どやら時代遅れの道路建設予定地となり立ち退いたらしい。

 こうして風景は変わっていくんだねぇ・・・・・感無量だったりする。

 ここまでで午前を費やした。あと約4時間どうしよう? 徒然なるままに明治神宮参拝、まだ時間がる。秋葉原のメイド喫茶も話のネタに面白いかもしれないが、中野ブロードウェイに感化されたのか、残業後に一杯のんだ神田のガード下が懐かしく思えたので再び神田へ向かう。
 さすがに土曜日の昼から空いてる店は少ないが、居酒屋を見つけてグダを巻くことにする。どうせならもう少し雑然とした賑わいをBGMに飲みたかったのだが、まぁ致し方ないでしょう。もっと希望を言えば「安さと不味さの鬩ぎあい」のような店が好みなんだけれどなぁ・・・・ココで飲んで、電車で寝込んで・・・・・成田まで行ったことあったよなぁ・・・・・帰り便が無くて困ってタクシーに乗ったら、ラブホテルへつれて行かれて、一人でラブホに泊まったのも、今では良い思い出・・・・・かもしれないなぁ・・・・
 
 さて、次回は神主京都オフ。がんばって世直しいたしましょう。(まずはお前の酒癖を治せってか????)
  


Posted by 淀の生頭  at 07:34Comments(0)日々是色々

2009年04月27日

東京談義「上」

 そういうわけで、お江戸いってきた。なぜかお頭では「親分アンド子分ズ」が歌う「遠山の金さん」のエンディングがながれていたりする。「お江戸のそぉらに春を呼ぶ~ なんちぁらかんちゃら、遠山桜~ ご存知長屋の金さんがぁ~ もろはだぬぅいでべらんめ~ おぉっと金さん名調子~」

 初日は有志の神職研修会と、言うことでメジャーな話題では、「バーチャル参拝」「神社名を冠した商品」「御祈祷や授与品のネットでの是非」などの問題点などの論議。バーチャル参拝については「その定義が明確に成されていない」「神宮遥拝」やその際にプロジェクターで神宮や日の丸の画像を掲げて「遥拝」とするのも広義でいえばバーチャル参拝になるんじゃないかい? それでいうなら「御札」でさえバーチャルなのでは? 要は我々「人」は「何を媒体」として「神様」と繋がっているのか? が問題視され物が新しいから認めない、古いから認めるといった隔て方では説得力がない。

 「神社名を冠した商品」についても「商品そのものに関して御祈祷を依頼されれば受けてもよし。しかしその商品が一般商店の店頭に並べて流通させる事」が目的であれば、神社ブランドを冠した商品となり、社頭で授与する「授与品」と店頭で販売される「商品」の間に「差異」が見えなくなり、社頭授与する授与品にも税金がかかりかねないといった危惧があることに加えて、京都においては元神社庁副丁々が奉職する神社が率先して、そういう事をしているので、なしくづしになってるね。と言うお話があがる。

 ネット上での御祈祷の申込に関しては、二昔ほど前、「ファックスが普及し始めた頃、ファックスで御祈祷の申込を始めた神社が、ファックスで御札を送ると、本庁?あたりの偉いさんが、勘違いして激怒した」と言った逸話もあり、いかにこの業界の統括部門が世間知らずで物事の論点を明確にできていないのかが伝わるいいお話だったりする。
 ネットでの受付は、電話、ファックスの延長であるので構わないと思うのだが、ネットで授与品を紹介して販売すると、これも「社頭で授与する」原則からはずれ、課税の対象とされないとは限らない。

 しかし、距離的な理由、健康上の問題で参拝したくとも参拝できない方に「バーチャル参拝」や「授与品の通信授与」といった手法はやむ得ない場面も存在するので、一律に線引きをするのは難しい。

 他、井戸端的な話題では某赤坂の有名神社の祭礼後、直会で○○事件があって週刊誌にスッパ抜かれたとか、ナルシストな神主が自分の女装写真をHPにアップしてるとか、久御山にもある有名住宅会社が神社と組んで、その神社が無許可で各地に分詞して、その住宅会社の地鎮祭を丸々請け負っているが、その勤務状態が極悪非道であったとか、住宅会社は安値で外注を叩くので仕事を請けてくれる会社が少なく、施工開始が大幅に遅れて契約した顧客からキャンセルを食らいまくっているとか・・・・・・言いお話満載の勉強会というか・・・・交流会でした。

 神社の尊厳性と言う問題で、個人的に感じるのはやっぱ本庁は「内弁慶」にもなれていない事。神社のホームページに関して定義もつけずに「バーチャル参拝だ!」と言って頓珍漢な糾弾し、笑われていることに加えて、ネット上の架空神社や秋葉原の「うさみみ神社」など外部に対して意見することをせず「神社の尊厳性」をことやかましく言うのは、どういうことなのか?

 お上が頼りないから、自分たちでなんとかしないとイケナイんじゃない?

 他、御家騒動で本庁離脱云々といった話題もありましたが・・・・まぁよそさんの内部事情には私はコメントようしません。「視点」が違えば「判断」も違うし第三者が事情も理解せずどちらか一方の肩を持つのはお門違いだ。ただ、「内輪もめは醜い」とだけコメントする。

 そして、その夜は宴会に突入する。  


Posted by 淀の生頭  at 06:50Comments(0)日々是多忙