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Posted by 京つう運営事務局  at 

2008年08月27日

地蔵盆は困る

 地蔵盆は困る。普段何気なく通過している路地でいきなりお地蔵さんが「店」を開いていて、「とうせんぼ」されてしまう事が多々あるからだ。いつもならフツーに入れる路地も、下手すりゃドンツキ通行止め、狭路をおっかなびっくりバックして抜け出さないといけなくなる。

 思いっきり夏休みの土日だぞ。子供が自転車でぴゅーと飛び出す可能性を想定しながらのバックなので気が気じゃない。しかも「京都至る所にお地蔵さんあり」で、地蔵盆の開催箇所を全部チェックできるか? と言われたら、多分無理でしょう。いゃ仮に「地蔵盆開催地マップ」があったとしても、開催箇所が多すぎて運転中に確認して走るのは、ちょっと難しいだろう。

 しかし、お地蔵さんは良く見ると面白い。何がって、その祠の形状、サイズなどに個性があるしそれを見比べるのが面白いのだ。お寺のお堂を模した祠があったり、檜葺の屋根があったり、軒に日除けにと「すだれ」がかけられていたりするのが嬉しい。街中でもマンションの一角に穴コボ作ってお地蔵さんが据えられたり、古い商店の店の中に台座ごと備わっていたり、していて。これが表情豊かでなかなか面白いのだ。機会があればお地蔵さんの写真集なんぞ作りたいくらいだ。

 さすがにこの歳になると(当然)参加はしないが、子供の頃はみんなで巨大な数珠を廻して、砂の嵐のような映画を見て、お菓子貰って帰った覚えがある。最近はどうしているのか? 地域特性はあるのか? 時代による変遷はあるのか? (江戸時代は子供ではなく大人が集まって楽しんでいたという記録もあるらしい)これもご近所のお付き合いで、無くなると寂しくなるのでゼヒ継続していただきたい。

 さて、地蔵盆当日、私は外国のお客様にご乗車いただいた。神楽岡を下がって、聖護院の前から川端に出て七条から高橋越えて八条口へのルーと。当然、道中にお地蔵さんが多く飾り付けられている。「Wats」と尋ねられたので「ジゾウフェスティバル」と言っておいたが・・・・・多分理解できてないだろう。
 
   


Posted by 淀の生頭  at 09:10Comments(0)日々是色々